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超上級編の続編

前回動かし方について書きましたが、今回は毛先の当て方を分かり易い上の前歯を使って説明させていただきます。

鏡と歯ブラシのご用意はおすみですか?
1まず歯ブラシの毛先を縦にして歯の表面に軽くのせて下さい。
2そしてまずはそぉ〜っと押しつけて毛束を広げてみて下さい。
3毛が扇状に上手く広がったのを確認します。
4そのまま広げながら歯と歯茎の隙間(歯肉溝)に滑りこませます。
毛が歯肉にそって扇状にひらいています。

どうですか?難しいですよね・・・。
特に毛を扇状に広げるのには、少々コツがあって最初は毛がパカッと二つに分かれてしまいます。

悪い例

これだと歯と歯の間には毛先が入っていますが、歯の根本(歯頸部)に毛先が当たってないので違う磨き方(例えばスクラッビング法)を併用しなければいけません。それはそれでいいのですが、きちんと扇形に広げて歯の根本(歯頸部)にまでブラシを当てる事ができたら、全ての歯に対し連続的に行えるので磨き残しを作り辛くします。またこうやって当てた毛先は確実に歯と歯茎の隙間(歯肉溝)に入り込むので歯肉が短縮して歯が長くなっている状態や歯並びが悪い歯に有効です。

そして更に前回の動かし方を行えば100%磨きも夢ではありません!

ただこの磨き方で大臼歯まで磨くと唇や頬にまで歯ブラシの柄が当たり赤くなってしまうのが難ですね・・・。朝出かける前はちょっと無理かもしれません。夜寝る前にでもゆっくりチャレンジしてみた下さい。

歯ブラシの毛を上手く使いこなせば余計な時間をかけなくて済むのですが、修得するまではかなり根気がいるかもしれません・・・もちろんどんな分野でも言える事ですよね!


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